
教師への近道は「教科書」にあり。教科書を「最強の資料」として読み解く。
教師を目指されている方、あるいは教職大学院への進学や、教員免許状の取得ができる大学への編入を検討されている方には、ぜひとも「教科書」に目を通していただきたいと思っています。
小・中・高校を卒業したばかりの方にとっては記憶に新しいかもしれませんが、ぜひ最新のものを実際に手に取ってみてください。特に小中学校の教科書は、当時と比べて「こんなに変わったのか」と驚かれることも多いはずです。
小学校教員を目指すなら「全教科・全学年」を
小学校の教師を志す方は、全教科・全学年の教科書を網羅することをお勧めします。小学生用ですので、集中して読めば1日に10冊以上読み進めることも可能です。
- 出版社の選び方:全国的なシェアが高いもの、または受験・勤務を希望する自治体が採択しているものを優先しましょう。
- 比較のポイント:余裕があれば複数社のものを読み比べてみてください。同じ学習指導要領に基づきながらも、出版社ごとのアプローチや工夫の違いに気づくはずです。
中・高教員を目指すなら「6年間分」を
中学校や高等学校の教師を目指す方は、ご自分の専門教科の6年間分(中1〜高3)に目を通してください。
「自分は中学(または高校)だけ」と考えている場合でも、教員免許は中高両方を取得するのが一般的です。学習の繋がりを把握するためにも、6年間の体系を俯瞰しておくことは非常に重要です。
教科書はどこで読める?手に入る?
最新の教科書をチェックする方法はいくつかあります。
1. 公立図書館を活用する
地域の公立図書館では、その自治体で採択されている教科書を閲覧・貸出できる場合が多いです。他社の教科書まで幅広く揃えている館もありますので、まずは最寄りの図書館を確認してみましょう。
2. 書店で注文する
高校の教科書などは図書館にない場合もあります。その際は、書店で注文して取り寄せることも可能です。教科書は非常に安価なものですので、手元に置いて書き込みながら読み込むのも良いでしょう。
教師としての第一歩は、子どもたちが手にする教科書を知ることから始まります。皆さん、まずは教科書を読みましょう!