
【脳を鍛えるには運動しかない】成績を上げるための「合格への身体づくり」第二弾
前回は「睡眠」の大切さについてお話ししました。
今回は第二弾として、「適切な運動」をテーマにお届けします。
「勉強時間を1分でも増やしたいのに、運動なんてしている暇はない!」 そう思われる方も多いかもしれません。しかし、近年の脳科学の研究では、運動は単に体力をつけるためだけでなく、脳を鍛え、学力を向上させるための最も効率的な手段であることが分かってきました。
大学院受験・資格試験予備校、通信制大学サポート校の教育文化経営学院が、そのメカニズムを解説します。
運動したクラスの成績が上がった?驚きの実験
ベストセラー『スマホ脳』で知られるアンデシュ・ハンセン氏の著書『一流の頭脳』(サンマーク出版)の中で、非常に興味深い実験が紹介されています。
小学生を対象に、家庭環境などの条件を揃えた2つのグループを作り、学習時間も同じに設定します。その上で、片方のグループ(実験群)にだけ「運動の時間」を設け、もう片方には設けませんでした。
結果、運動をしたグループの子どもたちは体力が向上しただけでなく、運動とは直接関係のない「算数」や「英語」といった学科の成績も上昇していたのです。
運動によって脳の機能が向上し、学習した内容をより効率的に処理できるようになったと考えられています。
「脳細胞を増やす」運動の科学
ハーバード大学のジョン・レイティ博士は、著書『脳を鍛えるには運動しかない』(NHK出版)の中で、運動が脳に与える劇的な効果を説いています。
運動をすると、脳内でBDNF(脳由来神経栄養因子)という物質が分泌されます。これは、いわば「脳の肥料」のようなもので、新しい脳細胞を増やし、既存の細胞を活性化させる働きがあります。
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集中力と記憶力の向上
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ストレスの軽減とメンタルの安定
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思考の柔軟性(ひらめき)の強化
これらはすべて、受験生や社会人学生にとって欠かせない能力です。
忙しい大人が取り入れるべき「40分の法則」
では、具体的にどの程度の運動が必要なのでしょうか。
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子どもの場合: 1日10分程度の運動でも効果が見られる。
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大人の場合: 1日40分程度、週に4回程度の運動が理想的。
運動の内容は何でも構いません。ウォーキングやジョギング、水泳など、「少し息が弾み、心拍数が上がる程度」の負荷を意識してみてください。
仕事をしながら通信制大学で学ぶ方なら、通勤時に一駅分歩いたり、階段を積極的に使ったりするだけでも、脳への刺激になります。
まとめ:体を使って脳を鍛えよう
受験勉強は、ただ机に向かって授業を聞いたり本を読んだりするだけの「静」の活動ではありません。
体を使って脳を鍛え、その「鍛えられた脳」で学ぶ。 このサイクルを回すことで、限られた時間の中での学習密度を圧倒的に高めることができます。
「最近、集中力が続かないな」「記憶力が落ちた気がする」と感じている方は、まずは靴を履いて外へ出てみませんか。その一歩が、合格への近道になるはずです。
教育文化経営学院は、皆様の学びを身体の健康からも応援しています!