パトリシア・ポラッコさんは、ご自身が失読症であり、読むのに苦労されていたそうです。そういうご自身のご経験をベースにした絵本が何冊かあります。
『がらくた学級の奇跡』(小峰書店、2016年)は日本の特別支援学級のようなクラスのお話です。「がらくた学級」と呼ばれていたそうですが、卒業生たちは、ポラッコさんはじめ、専門的なお仕事をなさっていると紹介されていました。
『ありがとう、フォルカー先生』(岩崎書店、2001年)では、先生が失読症であることを発見し、文字が読めるように導いてくださっています。
『ありがとうチュウ先生』(岩崎書店、2013年)、『あこがれの図書館』(さ・え・ら書房、2024年)では、美術に導かれていくさまが描かれています。ちなみにチュウ先生は、一度も正しい名前で呼んでくれなかったそうです。名前を間違えて記憶されていたんですよね。それでもいい先生なんですよね。
『ふたりママの家で』(サウザンブックス、2018年)は、ご自身の体験ではない作品です。いわゆるレズビアンのカップルが3人の養子を育て、それぞれが結婚し、孫が生まれて、という一家のお話です。ふたりママがいるというだけの、平凡な家庭の素敵なお話です。
他にも読んでほしいポラッコさんの絵本、あります!