子どもの教育を南部せんべい店の職人さんの仕事に例えるのはどうか、との声も聞こえてくるかもしれませんが、一人ひとり、よく子どもを見てという意図、ご理解いただけると幸いです。
先日、髙森美由紀さんの『小田くん家は南部せんべい店』の記事を書いていて、鎌田慧さんの『教育工場の子どもたち』(1984年)を思い出しました。
鎌田さんのこの本での教育は、まさに鎌田さんが入ったベルトコンベアの労働です。
決まりきったことを、管理してやらせる、そういう学校現場のことが、これでもか、というくらいに続きます。
そして、そのような実践をするためには、まずは教師から。ということで、教師に対するマニュアル・管理も徹底しています。
68年の学生運動、70年度の革新自治体を経て、80年代は管理全盛だったんだな、ということがよく伝わってきます。
教育に関心を持たれている方には、是非ともお読みいただきたい一冊です。